【読み物】思考の整理学 | 本を片手に街に出よう

【読み物】思考の整理学



外山 滋比古
思考の整理学

 立ち寄った本屋にオススメ!の平積み状態であったため購入。

 「アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。」
 とのこと。

 著者のしなやかな知性を感じます。なんてったって、いきなり「グライダー人間」ですから。

 こういう人たちの特徴は、比喩がうまく、文章が分かりやすいこと。

 また、1つ1つのエッセイが短いので、読みやすいです。通勤電車のお供にはもってこいでしょう。

 新聞のスクラップの取り方、袋を使った整理など、いささか古めかしい手法の紹介も混じってはいますが、発想に対する考え方は、全く以って現代に通ずるところがあり、総じて良書と言ってよいと思います。

 思いついたらノートに書き留める、っていうのは古今東西、発想するための基本的行動ですね。


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